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カントリーリスク 日本とジョージアの比較

カントリーリスクとは?

投資対象国、その国の政治・経済情勢の変化により投資した資産価値が変動する可能性。

・急激なインフレや通貨・株価の急落
・国債の債務不履行(デフォルト)
・政権交代などの政治情勢の変化
・紛争、内乱、テロ
・地震、津波、噴火など大規模災害
・新たな取引規制の導入

これらが、カントリーリスクの発生要因になると言われます。

日本のカントリーリスク

1:少子化

国家が成長、成熟、衰退に向かうほど少子化問題にぶち当たります。

先進国にとって少子化問題は避けて通れません。

日本は少子化問題に対する効果的な戦略を持っているとは言えません。

2:政治家

昨今の裏金問題など、与党には様々な問題が見受けられます。

野党も、政治以外の事に情熱を注ぐ人が多いようです。

特に、男性議員になると女性に対して非常に特殊な趣向を持たれる方が多いと言われ、裏方さんは大変な苦労をしているようです。

よって、与野党問わず政治家の姿勢は日本のカントリーリスクと言えるでしょう。

3:中途半端な経済成長

少子高齢化、若者の人口減少が進む中で日本の成長余力は小さいでしょう。

日本は経済衰退期に入っていると言えます。

小手先の政策、見せかけの成長に喜んでいる場合ではないと思います。

抜本的な政策がなければ衰退期の日本は大きなカントリーリスクを抱える事になるでしょう。

ジョージアのカントリーリスク

1:政治の難しい舵取り

EU、NATOとの関係性が強くなり過ぎればロシアとの関係悪化に繋がります。

逆に、ロシアとの関係性が強くなればEU、NATOとの関係悪化に繋がります。

ジョージアは小国です。

ゆえに、アクティブな政治が出来ます。

ただ、近隣諸国と上手に付き合える難しい舵取りが政府には求められます。

政治の難しい舵取りは、ジョージアのカントリーリスクと言えるでしょう。

2:ジョージア国の立ち位置

ジョージアは親EU、親ロシア派、どちらでもありません。

どちらかと言えばBRICS圏、その他新興国と上手く付き合う必要がある国です。

現与党は両手外交を上手にしながらEU、BRICS側とバランス良い関係を築けるように難しい舵取りをしています。

まとめ

日本にもジョージアにもカントリーリスクはあります。

この記事では、日本とジョージアの主なカントリーリスクを挙げました。

「ジョージアより日本の方が安心安全に決まっている」

イメージだけでカントリーリスクを語らないでほしいという事です。

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