・1980年、2025年に金が暴騰
両年共に異常。
金価格が暴騰する背景には混乱がある。
「おいおいおい、ヤバない?」
大衆がそう感じ始めた瞬間に金価格は暴騰する。
金とは、経済の異常検知アラームのような存在。
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1980年頃 |
約 US$600〜700 |
高インフレ・オイルショック時期 |
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1982〜1990年代 |
約 US$300〜400 |
金価格が一段落し、下落・横ばい傾向 |
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2000年代 |
約 US$300〜900 |
金の再評価、金融危機などによる上昇期 |
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2020〜2025年 |
約 US$2,000〜3,900 |
コロナ禍以降、インフレ・通貨不安・地政学リスク増加による上昇期 |
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観点 |
1980年前後 |
2025年前後 |
共通点の本質 |
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🏦 通貨不安 |
米ドル急落、インフレ率10%超 |
各国が巨額の財政赤字と紙幣増刷(量的緩和) |
「通貨の信用低下」 |
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🌍 地政学リスク |
イラン革命・ソ連のアフガン侵攻 |
ウクライナ戦争・中東緊張・米中対立 |
「国際秩序の動揺」 |
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📉 金融市場 |
債券利回り高騰・株価停滞 |
株価高騰だが実体乖離・債券市場混乱 |
「実体経済と金融の乖離」 |
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💰 投資心理 |
「紙の資産への不信」 |
「ドルと中央銀行への不信」 |
「逃避的マネーが金に殺到」 |
・金が暴騰すれば詐欺被害額も暴騰する
「恐怖が金を上げ、金が恐怖を煽る」
細かい状況は違えど同じ現象が起きている。
金が暴騰する時は詐欺が跋扈する。
金が上がれば、詐欺も増えるのが常だ。
特に日本国内の日本人がカモにされやすい。
1980年前半 = 豊田商事事件
(被害総額は判明しているだけで約2,000億円)
2025年 = 生成AIを使ったネット詐欺
昔も今も同じ。
同じことが繰り返されている。
結局は騙す側も騙される側も進歩していない。
・美味しい(面白い)話に飛び付くな!
騙される人間が口にするのは「面白そうだった」
という意味不明な日本語だ。
騙される人間が手をだす詐欺案件の特徴を
まとめると以下の通り。
▶︎詐欺案件の特徴:
①面白そう
②簡単そう
③わかりやすくて親切
④すごく儲かりそう
・下手な投資より定期預金
下手な鉄砲を撃つなら・・
ジョージアの銀行に定期預金した方が良い。
結局やることは、日本国内の定期預金をジョージアの定期預金に
移し替えるだけ。
面白くないし、簡単でお手軽でもないが安心安全だ。
なぜなら、上場している大銀行が高金利と資産の保全を
約束(保障)してくれているからだ。
預けたお金が全部消えることは決してない。
▶︎ジョージアの銀行定期預金:
①地味でつまらない
②難しい、面倒臭そう
③英語かジョージア語
④現実的すぎてピンと来ない
BANK OF GEORGIAの定期預金の年利は10%以上
TBC BANKの最大年利は14.5%
どちらを選択すべきだろう?
それでも、面白そうな方を選ぶだろうか?
