ジョージアとトルコの関係:経済成長への追い風か?

▼ジョージアとトルコの関係に注目

ジョージアとトルコの関係から目が離せない。

両国の関係は、ジョージア経済の将来性を見る上で重要です。

本記事で、ジョージアとトルコの関係からジョージア経済の可能性を感じてください。

ジョージアとトルコを結ぶ高速鉄道の建設が開始

黒海の海沿いに高速鉄道が建設されると報じられました。

この動きはジョージアとトルコ双方に経済的恩恵をもたらすでしょう。

 

▼エルドアン大統領はジョージア人?

レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領です。

レジェップ・タイイップ・エルドアンとは?

2014年からトルコ大統領を務める。

イスラム主義の政治的背景を持ち、保守的民主主義者を自認。

外交政策は新オスマン主義と評される。

 

エルドアン大統領の苗字がジョージア人の間で話題になっています。

「彼の苗字は昔のジョージアの苗字では?」と。

彼に対して、ジョージア国民の大半は友好的だと思います。

つまり、ジョージアとトルコは今まで以上に強固になる可能性は高いでしょう。

となれば、ジョージア経済が上向きになるのは必然の流れといえます。

 

▼トルコのインフレ率、対インフレ政策について

トルコ インフレ,政情不安が連想されるでしょう。

トルコは経済政策に失敗した事実があるので仕方ないでしょう。

トルコショックとは?

2018年8月 トランプ米前政権との関係悪化でトルコリラが急落。

一時はインフレ率が25%になり、景気後退局面に陥る。

 

経済政策失敗で強度のインフレ

2021年9〜12月まで4ヶ月連続でトルコ中央銀行が利下げを実施。

インフレ率が約80%の中で利下げという経済理論に反する金融政策を実施。

2021年12月の物価上昇率は36%という強度のインフレに。

 

2025年1月時点でトルコのインフレ率は約70%。

強度のインフレです。

不動産市場が停滞して買い控えが発生。

一方で隣国ジョージアのインフレ率は落ち着いています。

ジョージア国 過去10年のインフレデータです。

ジョージア国 過去10年のインフレデータ

【参考リンク】ジョージアのインフレ率

このような事実から、特にジョージアの首都トビリシ市は投資家に注目されています。

実際に、トビリシ市の不動産価格は上昇しています。

 

▼ジョージア政府の難しい舵取り

地政学的にもジョージアは大国に囲まれています。

ロシア、EU、UAE、インドなどの国々との関係も注視が必要です。

ジョージア政府には各国と対等に渡りあわなければいけません。

(中国の名前が出ないことが不思議ですが・・)

なので、正確には「ジョージアは混乱」していません。

ジョージアの治安,政情が不安定というのは間違いです。

首都のトビリシは平和だからです。

ジョージア政府は方針(戦略)を固めているからです。

ジョージア国には「難しい舵取りが求められている」

これが正しい表現だと思います。

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