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ジョージア EU加盟の可能性、加盟後の立場について

ジョージア国と米国の関係

「ジョージアとアメリカ」

アメリカのジョージア州と混同しそうなので、ジョージア国と米国の関係とします。

ジョージア国の最大の貿易取引国の一つが米国です。

ジョージア国はトルコ、アメリカ、ロシアとの貿易取引が多いです。

輸入品もトルコ、アメリカ、ロシア製が非常に多いです。

服はトルコ、スーパーの店頭にはロシア製品も数多く並びます。

ちなみに、日本からの輸入品は高額です。
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米国からの輸入が最も多いのは車です。

また、米国のAmazonで買い物が出来るUSA2GEORGIAというサービスがあるため米国からの輸入品も非常に多くなっています。

▶︎ USA2GEORGIA

 

ジョージアとEUの関係性

ジョージアは親アメリカ、EUでもなければロシアでもありません。

日本以外の諸外国は「ジョージアが親ロシア派」とは報じていません。

また、勘違いされるような報道は一度もしていません。

ジョージア政府は2024年に物議を醸した「ロシア法」に対する態度を軟化しておりEU各国の代表者と話し合いをしながら最適化する方針にしています。

ジョージア国におけるロシア法に関する補足

ロシア法とは、外国の影響力の透明性に関する法案。

外国から20%以上の資金提供を受けるNGO、メディアなどの団体に対して国への登録を義務付けるもの。

対象の団体、メディアに対して”内閣の承認のみ/一存”で制裁可能という点に注目。

ロシアにも同様の法律があるため「ロシア法」と呼ばれ、以下に対する懸念から物議を醸した。

・1: EU、NATO加盟へ大きな悪影響を及ぼす可能性
・2: 外国から資金提供を受ける団体および関連人物による民主活動の抑圧
・3: 言論弾圧、政治弾圧、報道抑圧、人権侵害に繋がる懸念

つまり、このロシア法が通れば、政府の一存で情報統制、言論抑制、世論操作、プロパガンダし放題の「権力の横暴」がまかり通るのではないか?ロシアの後追いではないか?という懸念、反感が起きた。

与党多数でロシア法はジョージア国内で可決されました。

もし、ジョージアがEU加盟したら?

ジョージア国は、このロシア法に対する姿勢を緩和しています。

EU各国の代表者とも話し合い、ロシアとEU各国ともバランス良く良好な関係を築いて国益を優先した独自のポジションを築こうとしています。

そう、ジョージア政府はなかなかの「やり手」だという事です。

ゆえに、ジョージアがEU加盟したとしてもそれなりの立場を確保出来るのではないかと思っています。

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