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ジョージアの南オセチア(ツヒンバリ地方)事情と地政学的リスク

南オセチアって?

2024年10月頃

南オセチア(ツヒンバリ地方)の指導者が情勢不安により急遽辞任しました。

南オセチアとは?

正式名称は南オセチア共和国·アラニア国(事実上の国家)

首都ツヒンヴァリには3万人が居住。

ジョージア政府、国際連合のほとんどの加盟国は同地域をジョージアの一部とみなしている。

ジョージア憲法では、1990年に解散した南オセチア自治州を指して「旧南オセチア自治区」と定めている。

ジョージアも国際機関も非公式に「ツヒンバリ地方」と呼ぶことが多い。

ロシアはノータッチ

ロシアは政治的、軍事的にも一切関与しませんでした。

南オセチア(ツヒンバリ地方)は旧ソ連体制を好む人々が多い地域です。

その地域に対してロシアが一切関与しなかった事実には注目すべきです。

また、ロシアはシリアのアサド政権(バッシャール·アル=アサド大統領による政権)
崩壊の際にも関与はしませんでした。

【結論】ロシアがジョージアを侵攻する可能性

ロシアがジョージアに軍事行動を起こす可能性は低いでしょう。

他国を軍事的に支援・侵攻する力は低くなっている可能性が高い。

ジョージア政府も、このような見解だと思います。

そして、万が一ジョージアが軍事的に侵攻される事態になっても支援してくれる近隣諸国も少なくないでしょう。

EU·NATO加盟に対する拒否宣言について

これも「立場の違い」により引き起こされた事象です。

EU側が、ジョージア国内の選挙に干渉してきたことに対する「内政干渉」に対する拒否反応です。

今後も、この情勢について注視すべきですが、大袈裟に目くじらを立てる事象ではないと考えています。

まとめ

ジョージア国が今後、大きな政情不安に陥る可能性は低いでしょう。

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